やっぱり不動産は最高だ

元サラリーマン大家で、現在宅地建物取引士の私が、庶民目線で大好きは不動産情報を綴ります。

指定されたら地価暴落 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)

近隣に日当たりも良く、近隣より値段が安いにも関わらず、
一年近く売れ残っている建売りがある。
ご近所の情報通によれば、原因は裏が崖で、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)に
指定されているかららしい。

土砂災害警戒区域では、宅地建物取引業者は、当該宅地または建物の売買にあたり
警戒区域である旨について重要事項説明を行う事が義務づけられている。
法の定義は、
「建築物に損壊が生じ、住民等の生命または身体に著しい危害が生ずるおそれのあると認められる
土地の区域」である。
指定されれば建築物の構造規制や開発制限等もあり、不動産としての価値は殆どなくなるだろう。


警戒区域のマップは各自治体により公表されており、下記や
土砂災害警戒区域」等で検索すればすぐに閲覧できる。
http://www.mlit.go.jp/river/sabo/link_dosya_kiken.html

 

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裏が崖や山の方は一度ご確認を。
ただし、現在特別警戒区域に指定されていない場合も安心するのはまだ早い。
これからレッドゾーンが大量に増える可能性が高い。
調査には時間とお金が掛かるため県や自治体により進捗が大きく異なる。
私の住んでいる地域は、指定が平成31年度以降となるらしい。
どおりでマップにレッドゾーンが無い訳だ。

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これから不動産を購入される方は、値段だけに惑わされず十分な調査を。

いえーるコンシェル