やっぱり不動産は最高だ

元サラリーマン大家で、現在宅地建物取引士の私が、庶民目線で大好きは不動産情報を綴ります。

収益物件ブームの終焉。サラリーマン大家受難の時代に突入。

これから金融庁による、地方銀行などを対象にした投資用不動産向け融資の実態調査不正融資や過剰融資の調査が本格化し、色々問題が表面化する。
ますます厳しくなる不動産投資ロ-ン。
完全に不動産投資バブルは弾けた。
既に売りたくても売れないアパ-トやビルがどんどん値を下げています。

今は売りたくても売れない時代となりました。
買い手に金融機関がロ-ンを出さなくなったからだ。

収益物件ブ-ムに乗せられ、低利回りフルローンで購入したサラリーマン大家。
自分の経験からも、安定的に運用するためには、入居に困らない高立地の新築アパートでも8%の利回りは必要。
それを確保できている人はどのくらいいるのだろう?
スルガ銀行問題が市場を揺るがしたときに、今の状況を察知しいち早く物件を売り抜けた人は正解でした。
グズグズして売りのチャンスを逃がした人は、体力があれば物件塩漬け、無ければ破産です。

結果論だが、今振り返れば売りのタイミングは今年前半までであった。

スルガ銀行の株価が今回のブームを振り返るのに最適だ。
2012年後半から上昇し始め、2015~2017年は高値を維持、2018年に入り急落。
話しはそれるが、私が2件目のアパートを2008年に購入する際に、スルガ銀行のお世話になった。
リーマンショック直後で物件価格はバーゲンセール状態であったが、融資状況は厳しかった。
そんな状況で、多少金利は高めであったが、積極的に融資をしてくれるのがスルガ銀であった。
当時の行員は今頃どうなっているのであろう?

f:id:okboys:20181118201936j:plain

これから暫くは下落基調が続くであろう。
次の買い場は、早ければオリンピック終了後の2020年、遅ければ生産緑地問題後の2022年か。
スルガ銀行の株価も要チェックです。(それまで上場を維持していればですが)
その時迷わず買い出動できるよう、今は地道に体力を付けましょう。